山田です。今週は4日にライナーでボウイのコピバンをやったりとかします。
lovepedalの新商品、超小型サイズのディレイ“ECHO baby”です。
今回ラブペはディレイの他にもヴァイブ、ブースター、バッファーの4種をこのサイズで発表しました。ちっこいエフェクター大好きだから全部ほしいわー。とりあえずブースターの“amp50”は予約済みです。多分来週レビューします。
このECHObabyは一見するとつまみ(タイム)1つのシンプルな構造ですが、実際は筐体の中にゲイン、ミックス、フィードバックと3つのトリマーが隠されており、さらにスイッチを長押しすると、つまみがモジュレーションの具合を調節するモードに変わります。
つまり、この小さな筐体に、実際は5コのつまみがあるようなもんです。凄いですね。ちなみに、筐体を開けなくてもトリマーが回せるように、裏蓋には穴が開いてあります。
あと、おそらくこんな小ささなのでアナログではなくデジタルだと思われます。
で、出音ですが、デジタルっぽさはかなり薄く、アナログとデジタルの間というか、モジュレーションのおかげか、もっと別の風合いな感じになっています。トーンはややぼやけて甘い感じです。モジュレーションはBOSS ROD-10みたいな作り物っぽい風合いではなく、自然に、それでいて調節次第で強烈に音程が揺らぎます。
トリマーでフィードバックを最大にすれば発振もします。音量はさほど大きくならず、緩やかで聞き心地の良い発振ではないかと思います。
以上、個人的には大変気に入りましたが、やはり内部トリマーなんで操作性は悪いです。でもこのサイズにグッとくる人なら、買って損は無いと思います。