ART-SCHOOLの戸高氏によるブランド、PhantomFXの第1弾"Sabbath Fuzz”です。BIGMUFF系と思われます。
自分はエフェクター好きのタダの会社員ですが、バンドマンとしては10年ほど前に、マルハチとは別のバンドでART-SCHOOLさんと何度か対バンした覚えがあります。でも最後に対バンしたのは2002年だったはずなんで、戸高氏とは多分面識無いです。
当時は渋谷屋根裏にアジカン、フジファブリック、レミオロメン、氣志團、シロップ16g、そしてART-SCHOOLといった錚々たる面々が普通にブッキングとかで毎月のようにライブしてました。自分も末席にいたのですが、今となっては考えられんです。
で、"Sabbath Fuzz”なんですが、
先ず、中音域が非常に心地良いです。
爆音系なのに何だか抜けが良い印象です。こもってないです。
フルテンでコード弾きしても濁らず、マーシャルの歪みをあててもほとんど濁らなかったです。実に気持ちの良い、ハイゲインな歪みです。
TOPTONEのDG-1と比べても、中音域の豊潤さはSabbathが勝ってました。
ピッキングニュアンスの反応もいいです。やや高音がきついので、筐体のつまみを絞るかトーンの補正するといい感じです。鈴鳴りまでボリューム下げてもなかなか使える音色が出ました。
弾いてるうちに、この心地よさはCentaurに似てるなと思い、
弾き比べてみたところ、フルテンのCentaurに音圧や分厚さを与えればSabbathに似ますね。まぁCentaurはそうやって使う歪みではないんですが。
以上、かなり素晴らしいです。ディスコン(廃盤)らしいので、どこかで売っているのを見かけたら至急確保した方が良いです。
今月最後の1台は2,3時間後に更新。