(`・ω・´)夏の新製品レビュー第2弾!
カタリンブレッドの新作、DLS MkIIです。
かたりんのレビューはWIIO以来ですね。またディストーションです。
出音としてはマーシャル系だと思います。
バンドマンなら耳に馴染んだ、ディストーションらしいディストーション。
一抹のマンネリさを感じつつも安心して使えます。
ツマミはザックリ言って音量と、ゲインと、トレブルブーストと、ベースブーストっぽいです。
低音がブリブリと強めにぶっとく出るのが機能的で良いです。
クリーントーンは出ません。最大音量はデカ目です。クリーンなアンプに向いてますね。
それでいてアンプの歪みと混ぜても心地良く鳴ります。ブースター的にも使えますね。
あと
輸入代理店のブログではプリアンプ、もしくはアンプシミュレータ的な使用を推奨されてました。
つまりは、大抵の使い方には耐え得る万能な歪みです。
ちなみに万能と書きましたが、出せる音色は一つです。
前バージョンの製品にあった音色が変わるスイッチは今回無くなりました。
メニューが1種類しかないラーメン屋の様なストイックさを感じます。
そのかわりベースやトレブルの増し増しは多めに盛ってくれます。
実際弾いて見ると非常に心地良いです。
コードの分離も良く、ローゲイン、ハイゲインと様々に刻んでみて、燃えるものがありますね。
ピッキングニュアンスの反応もなかなかで、しかも低音が出ますからその手の弾き方を重視する方にも良さそうです。
最後に、自分の中でディストーション最強(メタル系除く)な歪み、BJFEのDRDと比較してみました。
歪みの質感は結構似てますが、DLS MkIIの方がよりぶっとくてハイゲインで低音も出ます。
ですがDRDの箱鳴りっぽい立体感には敵わずです。一長一短ですね。
以上、なかなか素晴らしいです。実践的なんじゃないでしょうか。
月並みですが、マーシャル系の歪みを探されている方は試奏されると面白いと思います。