UNIVOXと聞くだけで何だかワクワクするものがありますよね。新映電気が作ってたんでしたっけ。
UNIVOXは60年代から始まったアメリカのメーカーで、70年代に製造を日本に移し、80年代にKORGに買収されたようです。
てっきり日本のメーカーだと思ってたよ。
ついでに言うと、ニルヴァーナのカートコバーンがUNIVOXのギター使ってたのでも有名かなぁと思います。
で、そんなUNIVOXのFazerですが、ファズではなくフェイザーです。
写真の筐体だと見難いんですが、足の裏のイラストが描かれてます。
筐体右にスピードつまみが付いているのは「足で操作しろ」って事なんでしょうか。
実際に足で操作すると、簡単に筐体がガタガタ傾きます。ボードにしっかりと接着しないと上手く行かんですね。
出音は結構独特です。
他のレビューを見るとクセが強いとありますが、使い勝手は自然に思いました。
MXRみたいな味付けされた感じが薄く、原音を十分に残したサウンドです。
ただし揺れ方が波形的に独特です。
言葉で言うと、わんうぉぅわんうぉぅ って感じ。「わん」で一拍、「うぉぅ」で1拍。
フェイザーとは言いながらちょっとワウっぽいんですよね。・・・
modtoneにもあったなそんなの。
でも実際に使ってみると気持ち薄味で自然に聴こえるんですよね。センスがあります。
短所としては、トゥルーバイパスでは無く、BOSSみたくハイ落ちします。音やせもちょっとありますね。
気にする方はルーパーを使うか改造するかですね。
以上です。MXRよりも気持ち暗くて揺れ方が独特で原音を残してて、
自分はコッチの方が断然気に入ってます。
中古市場でもたまに見かけますので、試奏してみると面白いかと思います。