冬の新製品レビュー第1弾。
MASFの新製品です。
今ちょうどアメリカの方でNAMMがやってますが、MASFとか出てほしいよね。海外にもここまでアレなメーカーはそうそう無いだろ。
MASFと言えば、とにかくどう使えばいいのかもわからん様な異形なエフェクターを多数
排出輩出している国産エフェクターメーカーな訳で、誤解を怖れずに言えば国の宝です。
唯一無二過ぎてここのメーカー製品だけは替えがききません。他の追従すら許していません。
一般的には必ずしも必要なエフェクターを作っているわけでは無いんですが、それもまた魅力です。
そんなMASFですが、今回の新製品もかなり意味がわかりません。
一応ディレイの範疇と思われますが、不明な規則性をもってぶつ切りのディレイが鳴らされます。
ツマミは写真の通り5つ。下のHEARINGはボリューム、右下のSIGHTはミックスと思われますが、上の3つのツマミはよくわかりませんでした。微妙にディレイのブツ切りの感覚が変化します。
動画はこんな感じです。
一見してかっこ良さ気ですが、とにかくセンスが要求されます。
使って便利と言ったエフェクターではありません。むしろ「使ってみろ」って感じの挑発的なマシーンです。
このエフェクターが必要な状況ってのは多分無いと思うので、自分でそういう状況をアレンジとして盛り込むしかないでしょうね。
自分が弾いた感じでは、ハーモニクス奏法が有用でした。他にも何か有用な使い方がありそうですね。
まぁ開発者自身が「使いこなせず、苦労させられている」とか言われてるんですけどねw
以上です。新たなノイズを創作しようと考えてるノイジシャン以外の方にはオススメはしないものの、こういった遊び心のあるエフェクターは自分は大好きです。筐体の見た目もいいですねぇ。