昼は高校野球、夕方からプロ野球、夜と深夜はオリンピック。良い季節ですわー。
Marshallのエフェクター4兄弟のひとり“Bluesbreaker”です。
長男で人気者のGUV'NOR、パワー断トツのShred Master、GUV'NOR直系の弟分Drive Master、そしてBlues Breaker。ちなみにGUV'NOR以外は発売時期が同じなので三つ子。
しかしながらBlues Breakerは、おそらく4兄弟の中でも最弱。何故ならゲインがあまり高くなりません。しかし歪みの微妙な質感から来る心地良さで勝負するのがBluesbreakerです。
ぶっちゃけて書きますと、MAD PROFFESORの“New Sweet Honey Over Drive”とサウンドが似てて、使い方も同じ様な感じになると思われます。
ただ、NewSHODよりはトレブルが元気で、ジャキジャキ感があります。
つまり、ゲインに頼らなくても充分にオーバードライブなサウンドが出せる上、弦をはじくジャキジャキ感も残ってて映える出音になるかと思います。なかなか使えます。
少々、古臭い感じも付加されているように思えます。味わいがあって悪くないです。むしろ良い。
最後に、後継機種になる“BB-2 BluesbreakerII”も持ってたんで比較をちょっとだけ。
BB-2はオリジナルよりもゲインが高く、少しこもった感じで、歪みの質も粒がやや細かいです。
なのでゲインを控えめ、トーンを高めに設定するとかろうじて似ているかな?って感じでした。BB-2も、値段を考えるとなかなか悪くないオーバードライブですよ。