正規輸入品は今週から発売。新しいアイデアのワウペダルです。
この通り、ワウとして必要そうな部品が色々ありません。
ポットもギアも無い、実機を上下に揺らして使うワウです。
筐体を傾けることで内部の何かしらのセンサーとかで何かしらするんだと思います。
うん、内部的なことはよくわからないんだ。とにかく踏んで傾ければワウワウします。
で、実際に踏み込んだ感触としては非常に自然です。
過去に踏んだどんなワウよりもダイレクト感があります。
貧乏ゆすりをしても、その細かい動きを検知してくれます。
欠点としては、踏み方によってはやはり前進します。
他のワウはマジックテープを付ける等して対応できますが、コイツはたぶん設計上マジックテープ付けられない気がします。演奏中にずりずりと後退させる必要が出るかもです。
次に出音です。
ちょっと傾けると発動するらしいんですが、ONOFF時のつなぎもまた非常に自然です。
トゥルーバイパスのワウだとこうはいきません。
・・・要は、このワウをつなげた時点で出音が変化しているって事です。
具体的には、このワウをつなげただけで低音がカットされ、高音がギラついたサウンドになります。
普段自分はストラトのセンターPUを好んで使うんですが、まるでテレキャスのリアPUを鳴らしたかのようなサウンドに変貌しました。
なので少しトーンを絞る等の対応が必要です。
でもトーン絞ると、このギラつきは意外とエフェクトとしてアリだなとも思えました。コード掻き毟るとロックな感じで。
あ、ワウのかかりもさほどエグくもなく良い感じにこもります。
手短ながら以上です。新たなアイデアを持ったエフェクターの誕生であり、初モノでありますので、自分としては買いです。
人によってはハマりそうな要素はありますので、使いやすいワウを探している方は一度試奏して見るべきかと思います。