トランペットやサックスを含む、アメリカの7人組。
バンド自身がプログレッシヴ・ロックであることを標榜している通りプログレではありますが、メロディアスで雑食性の強い今風なロックだと思います。
確かな実力と作りこまれた楽曲、オリジナリティもヘヴィさも流麗なメロディも併せ持ち、時にプログレっぽいセンスが光る、近年稀に見る素晴らしいバンドだと思います。
なので個人的には「久しぶりに凄いのが来たな!」って盛り上がってたんですが、日本では全く無名のまま2年過ぎました。レコード会社と契約したのを機会に盛り上がってくれると良いんですが。
たしかにプログレっぽさはあります。おそらくこれが2010年代におけるプログレのカタチって事なんだろうと思います。
マーズ・ヴォルタあたりがギターロックの範疇なら、このバンドも同じような括りって事でもっと注目されても良い気がするんですが。
自分が一番気に入ってるのは以下の曲で、冒頭からプログレ丸出しではあるんですが、その後マイケルジャクソン的なファンクに移行し、ハードコアっぽい展開にもなりつつギターロックらしいサビへと向かう、雑食性の強さが滲み出まくってる良曲だと思います。
こんな詰め込みまくってる曲はそうそう無いと思いますよ。
来年発売予定のニューアルバムが楽しみです。