8月7日発売の新製品。
(´・ω・`)はい、買ってきました。BOSSの新しいリバーブです。
とは言え、「まぁ見た目や機能見ても変わり映えしてなさそうだし買わなくてもいっかなー」ぐらいには思ってたんですが、試奏してみるとなかなか素晴らしかったです。主に出音が。
仕様は基本的ですが、INもOUTもステレオです。色々遊べそうな感じですね。後述します。
エクスプレッションペダルを繋げると、リバーブの深さを足で調整することができます。
他には、ディレイが入ってるのが珍しくてお得な感じですね。ディレイとして使う場合はTONEツマミがFEEDBACKを可変させるツマミとして機能します。
発振も、しにくいですが出来るには出来ますし良い感じです。
あとは、リバーブのタイプに煌びやかなSIMMERが入ってるのが今時な感じですね。
それと、飛び道具系のリバーブ系としては肝心なキルドライ(原音カット)ですが、これはINPUT”B”にギターシールドを挿した時に勝手にキルドライになります。
リバーブの立ち上がりが早いタイプが多いので、キルドライでも普通に使えるサウンドが多い気がします。飛び道具的にも良い感じです。
とはいえ、RV-6は飛び道具的な側面を持ちつつも、基本的には実用的なリバーブを目指したブツの様な気がします。
RV-6の大きな特徴は、リバーブの奥行きや広がりの強さにあると思うのです。
このRV-6は、出音全体から残響が放射されているかの様な広がりで何とも心地良く、今まで使っていた手持ちのリバーブと比較してみて、その点で明らかに秀でていました。つーか、他のリバーブと弾き比べると差がよくわかると思います。
自分はあまり高価なリバーブは買ってなかったので、他にもこのくらい広がりのあるリバーブがあったかは知りませんが、少なくとも1万円台でこの出音は無かったんじゃないかと思います。
つーか家にある3万円代のリバーブと比べても、こんな広がりの残響感ではなかったです。
とは言え今まで使ってたリバーブも気に入ってる場合は、前段に今までのリバーブ、後段にRV-6を繋げると、今までのリバーブの残響の深みがパワーアップした感じになるかと。RV-6は原音を崩さないリバーブタイプ多めですし。
そしてこのRV-6は、可能であれば2つのOUTPUTからアンプ2台に繋げて、デカい音で弾くことをオススメします。
コレは凄いです。未曾有です。残響音が身体に襲いかかります。
最後に、このIN-OUTが2つずつある点を利用して以下のような飛び道具的使用法が可能です。
(´・ω・`)どうよ。
でもRV-6はリバーブに音程変化がされないのでイマイチなんですよね。
ですが、DELAYモードに対しては素晴らしい効き目を発揮するので試していただきたい。
以上、コストパフォーマンスに優れた素晴らしいリバーブです。
OFF時の原音もほとんど変わってない様に感じました。バッファも良くなったんですかね。
1万数千円でこの残響音は他に無かったんじゃないかと思うんですよね。高品質です。
短所としては、積極的に遊ばないと面白さは出ない気もしますが、実用的でオススメです。