IbanezにOEMしていた日伸音波製作所による80年代製ステレオコーラス。
今週末にストーン・ローゼズが来日していたのでそれ繋がりで書いてみました。
と言うのは、ローゼズの1stアルバムで全面的に使用されていたのがIbanezのCS-9で、このCS-9こそがローゼズの1stアルバム、ひいてはマッドチェスター・ムーブメントにおけるサウンドの肝じゃないかと思ってるからです。
ちなみに1stのレコーディングでは、レンタルした60年代のストラトが使用されたそうです。
つーかローゼズの1stはギターロックにおける歴史的名盤なので、一度は耳に通しておくべき1枚だと思います。ちなみに2ndも嫌いじゃないです。
BOSSのコーラスにはない独特な風味が透明感や心地良い揺れを醸しています。
BOSSの方が自然で使いやすくはありますが、このCS-9じゃないと出せない味わいがあって、歪みと絡めても素晴らしいです。
以上、80年代後半~90年代のソレ系なUKギターロックを演る際には、一気にソレっぽくなる味付けとして重宝するかと思われます。コーラスとしてもオススメです。
でも試奏動画が見つからないんですよね…良いものではあるんですが。Ibanezのと大体同じだと思うのでそっちを参照していただきたい。