5月14日頃発売の新製品。
それにしても色合いが素晴らしい。筐体のルックスにおいてLeqtiqueの過去最高傑作な気がします。
仕様ですが、大きなツマミがBoost、小さなツマミがSoftです。
softは名前のとおり、回すとソフトなトーンになります。
内部的にはハイファイなオペアンプとモスクワ製のビンテージなコンデンサーが使用されてて、筐体の中身開けるとロシア(ソ連?)の軍用と思われるコンデンサのデカさが強烈で
相当なインパクトがあります。
出音ですが、まず大きなツマミ”Boost“を絞り切っても無音にはならず、ユニティゲイン(増幅も減衰も無い状態)でほぼ原音のままになります。
この状態だとバッファーとして使用できるそうです。
Softツマミを絞った状態だとほぼ原音のまま音量が上がります。
大きなアンプだとフルでも歪まず最後まで音量上がり切りますね。
小さめなアンプとかだと最後の方で歪み始めてナチュラルなドライブサウンドになってそれはそれで良い感じです。
歪んだアンプで使うとゲインが上がりますが、原音に忠実とは言えトレブルに心地良さが乗りますね。良い感じです。
そしてSoftツマミを上げることでトーンに変化が出るので、味付け的に使う事もできるかと思います。
最後にL'”ProBoost”と比較してみます。
ProBoostはD-MOSFETの1石モノで、ProVoostはHi-FiなオペアンプLT1122を使用。
意外な結果なんですが、音触りは結構似てます。
どっちも歪みと絡めた際にトレブルが引き立つ感じです。
とは言えBoostツマミの効き方が全然違うので、機能的には異なります。
Softツマミの有無もありますが、全然別物って感じではない気もしますね。
以上、非常に実践的で使えるブースターではないかと思います。見映えも良く、値段も抑えられていて、オススメな逸品です。