山田です。無事旅行から帰ってきました。
中国メーカーmooerから今春発売された新シリーズ“micro preamp”のうちの1台。
シリーズの10台すべてアンプシミュレーターで、この001はドイツのメーカー
“Diezel”のアンプを意識したサウンドとのことです。
ちなみに他の9台は、マーシャル、Koch、vox、5150、フェンダー、ToneKing、メサブギ、engl、TwoRockと、まぁあらかたって感じですね。つーかジャズコも作れよ。
仕様は、5つのツマミとひとつのプッシュボタン。
ツマミはボリュームとゲインとイコライザがTRE、MID、BASSの3つ。基本的な仕様です。
筐体が横向きっぽいのでツマミをどう動かすか一瞬戸惑いますが基本通常の動きで、写真の状態がフルテンです。
プッシュボタンは長押しすると点滅して、キャビネットシミュレーターがかかります。録音機材に直で挿す時とかに使うと良さげです。
あとフットスイッチを長押しすると、通常のONーOFFでの使用の他、設定Aと設定Bの切り替えにもなります。設定は自動保存で、電源抜いても設定が保存されてるっぽいです。
出音ですが、自分はDiezelのアンプを弾いたことが無いので似ているかは知らないものの、ラウドロック向きでモダンかつハイゲインな歪みという印象でした。
ツマミの効き方が過剰で、相当な低音も出ますし、キンキンな高音も出せます。
それでいて歪みの粒は細かく、水量の多そうなサウンドです。
クリーンなサウンドは不得意そうでしたが、ゲインを上げれば概ね心地良い歪みになりそうです。
以上、結構良いもので、値段的にもオススメです。コレはシリーズの他の歪みも試してみたくなりますね。ToneKingのとか。