夏休みの時期なんで今回サクッと短めです。
1987年12月発売。発売当時短期間だけ作られた、生産数の少ない日本製です。
自分はこれまで色々と歪みエフェクターを買ってきましたが、今はこの日本製DS-2をメインの歪みにしてます。
前回、
台湾製のDS-2を紹介した際にも書きましたが、90年代に多くのロック・ミュージシャンが使用していたのがこのDS-2で、即ち90年代のロック・ミュージックを想起させてくれる歪みが、このDS-2だと思うのです。
少なくとも自分的には「学生時代に聴いていたロックってこんな音だったなぁ」って浸れる心地良さがあります。
当時大人気だったニルヴァーナとか、RHCPとか、weezerとか、大体このDS-2のサウンドだったりするわけです。
なので90年代に上記のバンドとか聴いてロックに目覚められた30代半ば以上な方とか、一度このDS-2に立ち返ってみると面白いのではと思うのです。
「ああ、自分が好きなロック・サウンドって、コレがイチバン近いわ」と、個人的にたどり着いた次第です。
まー来年には別の歪みをメインに使ってそうな気もしますけどね。でも、今はとにかくしっくりきてます。
台湾製と日本製の差ですが、日本製の方が中低音強めでコシのあるドッシリしたサウンドです。
台湾製は歪みのキャラクターこそほとんど同じですが、やや軽いですね。
ですが、いっしょにイコライザかブースターを絡めて補強すれば同じような出音になりそうな気がしますね。
わざわざ日本製を高値で買うことも無いのではと思います。
ちなみに、台湾製を使ってた時はMODE-1推しだったですが、日本製だとMODE-2が良い感じに映えるんですよね。どちらも良好な歪みです。