RATの新製品、という訳でもなくて2年ほど前から売られてたらしいのですが、
日本での流通状況が悪く、自分は予約してから3年近く待たされました。
と言うか予約したのすら忘れてたよ。
85年のホワイトフェイスと呼ばれるビンテージRATをベースとして、低音のブーストやクリッピングの切替機能を付加したのがコチラのFATRATです。
筐体もRATより少しだけ大きめになってます。
仕様としては低音ブーストスイッチとクリッピング切替スイッチが追加された他に、電源がミニフォーン規格から通常の規格に変更されています。
やっとこの仕様にしてくれたか。なんで今まであの仕様だったんだろか。
現行のRAT(白いけど)と弾き比べると、ざっくり言ってサウンドのキャラクターは同じですが、より使いやすくなってます。
FATスイッチで低音を強めにすることで歪みにドッシリとした深みが出ますし、ローゲインで弾いた時もFATRATの方が心地よく使えるサウンドになります。
あと、通常のRATは使えるサウンドになるレンジが狭い印象があったのですが、FATRATは使える幅が広いですね。
以上、RAT好きにオススメできる逸品です。RATのサウンドでありながら進化してる感じですね。RAT好き以外の方にももちろんオススメです。