いま台風が近づいてて部屋中に雨音がバラバラ鳴ってて不穏で騒々しいっす。
10月1日発売の新製品。
以前Leqtiqueから発売されたオーバードライブ“
CLHD”のエル版が、この“CLD”です。
Hが抜けたのは、
真鍮で覆われたコンデンサーが無かったりしてHigh Definition(高解像度)ではなくなったからみたいです。
ですが価格的には6000円ぐらい安くなってますね。
仕様の基本はCLHDと同じで、その際書いたブログからコピペすると、
「クリーンブースターであり、バッファーやローゲインなオーバードライブにもなる歪み系です。」
「つまりはゲインを絞ればクリーンブースト、しかも原音を損なわないクリーントーンなのでバッファー、歪ませればオーバードライブになります。」
とのこと。今回もそんな感じです。
異なった仕様としては、ローカットのツマミが追加されてて音作りがより幅広くなってます。
弾き比べた印象は、CLHDの方が気持ち元気かなーって感じでしたが、基本同じ出音でした。
それでも単体で使用する分には大きな差異はなさそうですが、後段に配置して前段の歪みと絡ませる使い方をするとCLHDの方がよりしっくりきてた気がします。
とは言え、CLDも良好な出音です。
CLHDは筐体がキレイで外に出して使うには気が引けたので、CLDはガンガンに使いたい感じです。もう既にキズ付けちまいましたし。
ただCLDは問題点として、9Vアダプターでの使用の場合に、最初に何度か強くピッキングしないと音が出ない仕様になってます。
なのではじめて弾く際は音が出なくてびっくりしますね。
解決方法として、18Vのアダプターで正常動作します。
正しい使い方かは不明なので責任は持てませんが、パワーサプライの18Vでもいけました。
ちなみに18Vに対応か非対応かはペダルによるので、何でも18Vのアダプタを使用するのはやめたほうが良いっす。
将来的には対応するパーツとして、18V駆動させる"LVLT-1"という部品が発売されるとのことです。
最後に、CLHD発売時にLeqtiqueの公式SNSにて「
CLHDの直列2つ繋ぎ」が裏技として紹介されていたのでCLD+CLHDでやってみたんですが、これがかなり素晴らしいです。
飽和感が強く心地良いディストーションサウンドで、極上のフルテンサウンドをボリューム調整してアンプから出せる最高の歪みです。
CLD2台でこの出音が出るかは試してませんが、CLHDとCLDを合わせて3万ちょいでこの歪みが出せると考えるのも悪くないです。
CLD単体だと、最初に毎回何度か強くピッキングするか、18Vのアダプタを使用するのが煩わしくないならオススメです。