地元アメリカでは「99ドルギター」として最近発売されたエピフォンの安ギターですが、今週から日本でも発売されてたので通販で購入。
安ギター買うのって楽しいっすよね。
ちなみに送料込1万3千円くらいでした。
1万円台のギターですが、ギターを百数十年前から作り始め、安ギターを四半世紀前から生産しているエピフォンだからこその質の良さがあります。
生産国は、近年のエピフォンのメイン生産地であるインドネシアではなく中国製。
ギター全体の出来は悪くないです。フレットの処理にやや甘さを感じましたが、某社の数万円台のギターでもネックの側面を指でなぞっただけでフレットの切っ先で怪我した事あるので、それよりは全然良好です。
チューニングは、揃えて1日以上放置→チューニングし直して1時間放置 で様子見したところ、弦の半分以上は僅かなズレで、最高でも1/4音程度しかズレてなかったのでまぁ、普通に使えるかと思います。
出音ですが、リアPUは色々と控えめな印象、つーか結構貧弱です。
味わいとかも特には感じませんでしたが、歪みとの絡みは良好だったのでペダルで補正すれば使えるんじゃないかと思います。
逆にフロントPUは深みと芯があって良好です。
クリーントーンでも充分に力強いサウンドが出せますし、歪みのノリも良い感じでした。
なのでリアPUをどう使うかはもう少し試行錯誤が要りますが、とりあえずフロントPUならライブでも即戦力として使えるんじゃないかと思います。
以上、安いながらも使えるギターです。
自分的には以前レビューした
”LIMITED MODEL SG Junior”の方が安ギターとして好みですが、この“Les Paul SL”のレトロ感のあるデザインと思い切ったカラーバリエーションもいい感じですね。初心者の最初の1台としてもいけると思います。