17日から発売の新製品。
本当は1月に発売されるはずが、発売日直前に謎の延期→夏に発売予定となってしまった超小型真空管「NUTUBE」搭載ペダル“NU TUBESCREAMER(以下NTS)”が、ついに入荷されました。
超小型真空管NUTUBEは、超小型アンプ
VOX”MV50”にも使われていたパーツで、このNUTUBEが搭載されたペダルが発売されるのはこれが初になります。
ですがTSはTSです。
通常のTSと弾き比べて力強さは感じましたが、TSのサウンドを完全に踏襲しています。
じゃあこの、通常のTSより1万円は高いNTSはTSと何が違うのかといえば、おそらくDRIVEの下にある小さなツマミ「MIX」にあります。
このMIXは絞ることでよりクリーンなサウンドになるのですが、これが非常に美味しい訳です。
以前、VOX”
MV50 CLEAN”をレビューした際、ボリュームをフル近くまで上げると真空管アンプを爆音で鳴らした時に出るドライブサウンドが鳴らせると絶賛しました。
ソレがこのNTSでも再現できます。
と言ってもMV50の時よりも相性があるっぽくて、マーシャルアンプだと固くて芳醇なドライブサウンドになりましたが、ジャズコだと正直イマイチでした。手持ちのアンプシミュでもうまくいかんかったです。
なので、TSのドライブサウンドとNUTUBEによるドライブサウンドの2種類の歪みが出せるペダルかなぁと思いました。
という訳で、良いものなのですが高いので要試奏な感じです。
自分は購入した際に店のマーシャルアンプで芳醇なクリーンドライブを体験しましたが、家にはジャズコとアンプシミュしかないので良い結果が出なかったんですよね…
PEAVEYのミニアンプだと良い感じでしたが、マーシャルで出したサウンドの方が良かったような…とにかく是非ともマーシャルで試してみてください。
もちろん、良質なTSとしてはどんなアンプでも機能すると思うので、その点では充分にオススメです。