そんなわけで有名な
某所で褒められてたエフェクターを買ってきたのだ。
どうでもいい話ですが、この筐体は映り込みがめっさ怖いです。自分が写らない様に角度に気を使いました。
簡単に説明すると、ファズフェイスを作ってた会社の従業員だったCORNELLさんが独立して作ったファズフェイスのクローン、ってことでしょうか。
出音は、完全な主観ですが高級感があります。歪みの粗さが適度で不安定さが無く綺麗です。スタジオのジャズコにて、安直に歪み全開で使ってみたんですが、簡単に気持ちよい音が出ますね。FUZZ FACE系の音なんで、さほどファズとしての色合いは強く無く、オーバードライブ的に使うのにも適してますね。
で、ギター側のボリュームをかなり落として、クリーンか歪んでるかのギリギリの音を出す「鈴鳴り」ですが、コレが本当に素晴らしいです。弦の金属音が煌びやかに鳴り響き、まるで鈴と言うよりも鐘が鳴ってるかのようなサウンドです。こんな音がエフェクターによって、しかもファズで出せるとは思いませんでした。この音が出るだけで買って良かったと思いましたし、買う意味としては充分です。
その昔、80年代のニューミュージックやフュージョン系のサウンドで、クリーンなのに中身のある芳醇なリードギターを弾いていて「どうやってこういう音を出すんだろう」って思ったもんですが、多分こういうボリュームを絞った手法を使ってたんだと気付きました。ちなみに、landgraffでボリュームを絞った同じ手法で音出ししてみたんですが、音のエッジがやや丸く、「鈴鳴り」とまでは行きませんでした。ついでに言うと、「鈴鳴り」にすると出音が軽くパキパキになって、コンプを薄くかけたようになります。それも含めて心地良い感じです。
というわけで、本当に買って損は無いです。この音は仮に7,8万したとしても買う人はいると思います。今回、円高ポンド安ってことでかなり安かったと思われます。おそらく買うなら今です。後々に買う人に悪いんで値段は書きませんが、ブティック系買うより安い価格でした。非常にオススメです。