今日はギターです。シンセギターでもあります。
おそらく楽器屋にこのギターが置いてあっても、普通は見向きもしないんじゃないかと思います。
まず見た目がダサいですし。ヘッドとか。
あと、「カシオにギター作るノウハウなんてあるの?」とか思うかも知れんです。
ですがこの“PG-300” 、ギター部分を作っているのはフジゲンです。
なのでギターとして非常にしっかりしていて、シンセ機能をオフにして普通にギターとして充分使えます。
でもPUはイマイチかも。
そして肝心のシンセが素晴らしい。
先ず、ギターにシンセが内蔵されているのに重くないです。
でもって電源のほか電池でも動きます。
音色は64種類くらいでしょうか。
ほとんどがキーボードっぽいサウンドで、シンフォニックと言うか、80年代臭がプンプンする大変に素晴らしく馨しいサウンドが多いです。
ちなみにボタン操作でシンセの出音を1オクターブ上げたり下げたりできます。
アナログシンセみたく単音しか出ないなんて事も無く、コード弾きもいけます。
しかもドラム音源やボマーっぽい音源まで入ってて、飛び道具としての利用価値が高そうです。
以上、かなーり使えるキワモノです。
見つけた際には是非とも試奏していただきたいのです。