先月発売の新製品です。
サイズ的にはMXR2台分、
重さは600g程度と軽量、
実売価格は数千円、
それでいて堅牢な筐体、
サウンドも安物らしからぬ実力、
即ち、軽くて小さくて安くて丈夫で使えるマルチエフェクターであります。
操作も簡単で、ツマミ10区分で10種類ずつ、計100種のプリセットを使えます。
プリセットの変更はフットスイッチで行います。
エフェクターをオフ(バイパス)にする場合は2つのフットスイッチを同時に踏みます。
オフ時にはチューナーも使えますが、視認性はイマイチですw
マルチなんでプリセット以外に音作りもできますが、操作自体は難しくないもののサウンド自体を作り込む微調整が難儀で、適当に作ると大体飛び道具系(しかもあんま使えない感じの)になります。
なのでプリセットをまんま使う方が面倒が無いと思います。
実際、“StompLab IG”のプリセットは100もありますが8割方は使い勝手の良いサウンドです。
プリセットの中から曲調に合うトラックとか気に入ったトラックを選んで使っていけば良いかと思います。
クリーンなサウンドからハイゲインなディストーションまで、ファズっぽいサウンドを除けば大体網羅してる感じです。
「8割方は使い勝手の良いサウンド」と書きましたが、残りのほとんどは飛び道具系のサウンドです。
自分としては88番の形容し難いプリセットがお気に入りで、その他リングモジュレーター系などかなり多彩です。
尚、プリセットは筐体にある2つのつまみによってボリュームとゲインが変えられます。まぁゲインに関してはプリセットで適正なゲインになってるだろうから、あんま使わないかなあと思います。
えー、以上です。
初心者が使うエフェクターとしては、かなり良い選択なんじゃないでしょうか。
この沢山のプリセットを弾いてみて、音楽的に学べる部分が色々とあると思うのです。
初心者でなくとも、飛び道具目的や、気軽に使えるエフェクターとして良さげな気がします。