最近になって評判のSkreddy Pedalsです。
自分も「ココのファズは良いよ」と聞かされたのが数ヶ月前でソレまで知らなかったんですが、メーカーのあるアメリカでは注文しても数ヶ月待ちの状態で、モノによっては中古に数万のプレミアが付いたりする、とても人気な新鋭のペダルメーカーだそうです。
そんなスクレディの中でも、ラムズヘッをド再現したとされ、人気が高いのがこの“Ernie”。
まぁ、ラムズヘッドを再現したなんてペダルは今まで幾らでも出てて、結構残念なブツも多かったりするんですが・・・、
という訳で、ガタガタ言ってもしゃあないんでのっけから比較です。
写真のBIGMUFFは、
先日紹介したラムズヘッドと同じ基盤でサウンドもラムズと同じな第3期の初期モノです。ラムズよりプレミアついてない上に電源ジャックまでついて凄くお得。
コイツでサウンドチェックします。
ちなみに、この時期までのBigMuffはツマミの始点終点が独特です。詳しくは、他サイトの画像ですが
コチラを参照してください。
TONEは上下逆さまになったような感じです。
で、結論から言うと、
ERNIEは、自分が今までに試したラムズヘッド・クローンなペダルの中で、イチバン似てます。
ラムズヘッドの特徴は、その出音の素晴らしさの他に、TONEツマミの独特な利きによってバリエーションのあるサウンドが作れる点にあります。
他のラムズヘッド・クローンでも、狭い設定の範囲内で似たサウンドが出せたりしたのですが、このERNIEは、ラムズヘッドのどの設定の出音も出せるんじゃないかと思われます。
設定によっては高音域の暴れた心地良さの再現があと一歩だったりするんですが、それでも、聞き分けがつかなくなるぐらい同じ音になる設定が幾つもありました。
ERNIEもBigMuffもツマミの利き方に違ったクセがあって、「この設定で同じ音になりますよー」的な写真を貼ろうと思ったんですが・・・ツマミの動きがうまく説明できない感じで「何でこの設定で同じ音になったんだろう・・・」と不安になってきたんで、ちょっとやめときます。
これ書いてる今は午前1時でギターを大きな音で弾けないし。
という訳で、BigMuffの話を抜きにしても、かなり使える実践的な爆音ファズではないかと思います。
値段的にも悪くない感じですし、非常にオススメです。