内部的な話ですがブログを書き込む管理画面が今回から仕様変更されてて戸惑いながらの更新中。
や、これはかなり良いです。
ニューヨークを拠点とする日本人によるメーカーVEMURAMのオーバードライブ“Jan Ray”は、60年代フェンダーアンプを意識した歪みペダルとのこと。
マイケル・ランドゥも使用していて、氏のためにモディファイした
バージョンも存在します。
ツマミはボリュームとゲインのほか、ベースとトレブルブースとの計4つ。
筐体上部側面に内部トリマがあって、Saturationを調整できます。具体的には絞るとギラツキが出ました。
でもってトゥルーバイパスです。
前回同社ペダルの
karenのレビューでも書きましたが、真鍮製の平板を折り曲げることで筐体が作られています。
出音ですが、大きな特徴としてサウンドの幅が広い。
基本丸みを帯びた少々やさしげな風合いの歪みですが、ベースとトレブルのツマミ&内部トリマによって分厚い中低音、ぎらついた歪み、こもったTS系サウンドなど多彩な変化を見せます。ゲインを絞りきるとクリーントーンになります。
でもって歪みに奥行きがあります。
深く、箱鳴りしてるような感じになりますね。
アンプの歪みと絡めても良い仕事しますね。
マーシャルアンプの歪みと合わせれば、奥行きの付加された極上なサウンドが作れます。
短所は特になさそうなんですが、アンプシミュでヘッドホンから聴いて使うと割れたサウンドになりやすく、なかなか良い音で出なさそうな感じです。
アンプで使うと問題ないと思われますが。
以上、使いやすく、すばらしい出音を奏でるオーバードライブです。
「最もすばらしいオーバードライブはどれか」という問いに一石を投じる事ができるだけの実力を有していると思います。非常にオススメです。