イスラエルのバンド。1974年発表の2ndアルバムに収録。
イスラエルは歴史や政情で色々ある国ですがそれは今回置いて、位置的にはエジプトの東隣り、アフリカ大陸と中東の狭間にあるスエズ運河の近くにある国です。
kaveretは70年代イスラエルで人気の高かったロックバンドで、76年に解散後、メンバーはそれぞれバンドやソロで引き続き活躍してたりして、日本で言うと“はっぴいえんど”みたいなバンドかなぁとか思ってます。
解散後の活動としては、以前レビューした
EPHRAIM SHAMIR (G)や
Gidi Gov(Vo) の音源が特に好きなんですが、他にYitzhak Klepter(G,Vo)らのバンドTUNED TONEや、Yoni Rechter(Key)のソロ作など、あらかた良いです。
kaveret周辺の人脈は傑作の宝庫だと思いますよホントに。
70年代ロックな匂いがプンプンする中にほのかな異国情緒なテイストが感じられて何とも心地良い、それでいて聴き応えのあるライブ動画で、個人的にお気に入りです。何度も何度も見てます。
昔のロックって、アメリカかヨーロッパでしか演ってなかったようなイメージがあったんですが、実際は世界中の様々な国で素晴らしいロックミュージックが鳴らされてたんですよね。まだまだ知られていない辺境のロックミュージックがあるかも知れんですね。