名機揃いなzoomのストンプボックスシリーズの中でも、発売された2001年当時真っ先に話題になったのはこのUF-01であったと記憶してます。
その頃まだ歪み系では珍しかった「発振」をするファズとして一躍有名になったのがz.vexのファズファクトリーだったのですが、それに追従したかのように発振するファズとして新たに発売されたのが、このUF-01でした。
ですので、当時の自分は数万円したファズファクトリーは買えないので1万円台のUF-01なら、って感じで購入し、ミュイミュイ言わせて遊んでました。
その後プレミアが付いたので売却し、最近値段が収まってきたのでまた買いなおしたんですが、発振なんかしなくったって素晴らしいファズであったと今更ながらに気付きました。
ツマミの中で特筆すべきは、音色を劇的に変えるCOLORと、おそらくミュイ~ンと発振した単音に音程等の変化をもたらすためにあると思われるRESOの2つです。
特にCOLORツマミの機能はファズファクには無く、マフ系なサウンドからヂリヂリと毛羽立ちまくったサウンドまで多彩に歪みが出せます。
弾き比べてみると、ファズファクトリーの方が歪みの質感が太く粗く無骨な感じで、そこに味わいがあります。
UF-01の方は多彩ではありますがクセは強くなく、扱いやすいサウンドです。
まぁどっちも良いものです。
以上、昔は3万円くらいで取引されてましたが最近は1万円以下でも買えそうな感じなので、売ってたら試してみていただきたい。発振の制御さえ慣れれば使い勝手が良く、サウンドも良好でオススメです。