近年、地味にリニューアルを果たしたベリンガーですが、かなり良い感じに改善されてたので
数年ぶりに再レビューします。
ベリンガーは今年から、ゴム部分のロゴを変えたりLEDの色を変えたりと地味に仕様変更していたのですが、特に大きな改善点はサウンドにあったように思います。
おそらくはバッファ部の問題ではないかと思うのですが、過去のベリンガーは繋げるだけで結構ノイズが乗りました。
前回レビューした際にもノイズが乗る点で残念だと評したんですが、最近のベリンガーはついにノイズ対策が施されたようです。
左が旧製品、右が現行品です。
右の現行品は、OFFで繋げっぱなしな時のノイズが大幅に軽減されています。
PUノイズがわずかに上がる程度で、使用に問題ない位にまで改善されたと思います。
それどころかトレブルに煌びやかさがわずかに乗って、良い感じですらあります。
ビブラートとしての機能も良好で、音程の揺れは不安定さを醸して味わいになります。
特にペダルを踏んでいる間だけ出音が揺れるアンラッチ・モードは、リードギターに更なる表現力を与えるのではと思います。
(アンラッチモードの説明は2分あたりから)
以上、ノイズ対策が成された現行のUV300は
安くて使えるエフェクターであり、やっとオススメできます。ベリンガーが音質改善に本腰を上げてくれて嬉しい限りです。