(`・ω・´)説明しよう!
2000年代にMad Professorの製品開発に携わっていたBJFE社のBjorn Juhl氏(通称BJF氏)が、
2011年から日本のメーカーOne Controlの製品開発に携わるより以前の、
2009年頃に北欧のRocketRide社にて開発していたのが、この”Asteroids Chorus Vibrato”である!
ちなみにRocketrideではその他、エコー系のディレイや、他社エフェクターのモディファイなんかも作ってたらしいです。
あと、Bjorn Juhlはビヨン・ユールと読むらしいです。びよんゆーる。
で、このペダルは名前の通りコーラスとビブラートです。1台2役。
左のスイッチでコーラスかビブラートかが切り替わります。
2つのツマミはもちろんSPEED(速さ)とDEPTH(深さ)です。
コーラスの方はどうやらエレハモのSMALL CLONEを意識した出来らしく、スモールクローンっぽいエグみはあるものの澄んだサウンドで心地良さは確実にあると思います。
アンプの歪みとも絡みやすく、使い勝手は良好です。
正直、スモールクローンの揺れはあんま好きじゃないんですが、コレは嫌いじゃないです。コレ系では最高かもしれません。
ビブラートはなめらかな音程変化で何とも味わいがあります。
ベリンガー“UV300”とも結構似ているんですが、UV300よりわずかに艶や張りの味付けがあると感じました。かかりがしっかりしてると言うか。
もちろんコストパフォーマンスを含めて判断するならUV300の方が勝ってますが。
以上、間違いなく良い物ではありますが、コイツに数万円かけて買うのはSMALL CLONE系のコーラスで素晴らしいブツを探されている方以外には、BJF氏と聞いたら飛びついてしまうマニアかと思います。
つまり自分は飛びついたわけですが。とは言え良いものです。