2014年1月のNAMM(アメリカの楽器展示会)で発表されたペダルで、その後かれこれ2年経ちますが、最近になってやっと日本にも入ってきた様な気がします。
イングヴェイ・マルムスティーンのペダルといえば
DOD“250”が長らく知られていましたが、今回はフェンダーからの発売です。
ちなみに裏蓋を見ると中国製でした。どっかのOEMでしょうか。
出音ですが、歪みがとても固く、鋭いサウンドです。
なんかもうヂャキヂャキしてます。ジャキジャキですらなくて、ヂャキヂャキです。
コードを弾く際はやかましいので、ギターのトーンつまみを絞る必要がありそうです。
ですが、この硬く鋭い歪みを単音で弾くと、アタックのしっかりした心地良いリードサウンドが得られます。
しかも、リアPUからトーンの絞ったフロントPUまで、リードならどれでもいけそうな歪みです。
でもってサスティーンがかなり伸びるんですよね。
アンプの歪みと絡める事でより厚い歪みと、中音域が心地良いトーンが得られると思います。
以上、特徴深くてかなり面白いオーバードライブです。
これはリード弾きに特化してるペダルの様な気がします。
試奏の際は早弾きで試してみて欲しいですね。自分はできねえですけど。