山田です。
今月号のギターマガジンに寄稿しました。132ページ目あたりです。
プレートが外されてたりスイッチが交換されてたりしますが、伝説的な国産ファズの“SUPERFUZZ”であります。
新映電気は60年代から世界的に評価されていたメーカーで、特にユニボックスとファズで有名。本社は板橋区、工場は福島県にありました。
とにかくファズらしく毛羽立って、ガッツリとかかって、攻撃的なサウンドです。自分の中では、最もファズらしいファズだとすら思っております。
筐体側面には2WAYスイッチがあり、ドジャーーー!!!と水量が多そうな勢いのあるファズと、ブヂブヂと毛羽立ちまくったファズの2種類が選べます。
攻撃的なサウンドなので、ビンテージっぽいイメージではなく、むしろ現代の音楽でも充分に使えるで音だと思うんですよね。
コレがね、ビックリするほど差がないのです。
歪みのキャラクターも全く同じですし。BlackCatは凄かったんすね。
以上、ファズ好きなら一度は弾いてみて欲しいサウンドです。
BlackCatのは現行でも売ってますので是非とも試してみていただきたいです。