今週あたりから発売の新製品。
Fairfield Circuitryはカナダのケベック州に拠点を置くメーカー。
と言うか、このメーカーのペダルは全部曲者ぞろいです。
他社とは一線を画す作品ばかりを発表する貴重なメーカーだと思います。
今回の新作はモジュレーション・コーラスらしいのですが、普通のコーラスではないです。
何と形容すべきかも難しいのですが、簡単に言うと音が良い感じに揺れて濁ります。
歪むというより、濁るって感じなんですよね・・・。
「頽廃的」とも言えそうな風合いになります。
ツマミは、
VOL(音量)
DEPTH(深さ)
MIX(原音を入れる量)
RATE(揺れの速さ)
DAMP(モジュレーションの速さ)
LGP(エンベロープフォロワーの調整、トーンっぽい効き方)
の6つ。
VOLを上げると歪む、と言うより濁ります。
リード弾きで顕著ですが、この不安定な味わい深さは唯一無二な気がします。
とにかくどうにも寂れた風合いにしてくれます。
それでいて上品さもあります。
コード弾きも有効です。
というわけで、かなり面白いエフェクターです。
試奏してみて波長が合ったら買いだと思います。