山田です。一昨日のライブの筋肉痛がつらいのでサクッと短めです。
デンマークのメーカーで、とにかく商品名の読みにくさで定評があります。
で、今回のOnoMATOpoeiaはEMMAの歪みペダルの中でも地味な印象でしたが、弾いてみたらなかなか独特で面白かったのでレビューしてみます。
とは言え、初心者にはこのペダルの魅力は伝わりにくそうな気がします。
とにかく歪まないんですよね。
出力の強いハムバッカーPUでもローゲイン、シングルPUだとクランチぎりぎりって感じです。
「何これ、歪まねーじゃん。ハイクソー。」で終わりかねない初心者殺し感があります。
ですが、歪まない系のアンプを音量上げて力技で歪ませた時の硬質なサウンドが好きな方のみズッパまりそうな気がします。
ゲインつまみの無いフェンダーアンプを音量上げて強めにガッキガキに鳴らしてカッティングいわすサウンドに快感を覚える向きには結構オススメできるブツだと思います。
仕様ですが、ツマミはlevel、gain、toneの他に、電池が切れかかった様なバリバリ音にしてくれるsaturationの4つ。
toneは絞り目にしたほうが低音が出てガッツのあるサウンドになりますね。ガッツのあるサウンドってなんだろ。まぁそんな感じ。
その他、クリーントーンにハリや太さを与えたり、ゲインアップするブースター的な使い方も可能で、地味に使えます。
以上、なかなか独特で良いものなので試奏してみると面白いと思います。自分はコレ系のはかなり好きです。