ベースはあんま弾かないんですが、一応メイン扱いに決めてるベースがコチラです。
KAY(ケイ)は1930年代からアメリカでギターやベースを製造しているメーカー。
68年に財政難で解散して競売にかけられましたが、今もブランドは存続しています。
このベースは50年代に生産されていたショートネックで、全長はストラトとだいたい同じです。
なのでギターを弾く感じで演奏できます。つーかむしろ弾きやすいです。チューニングも普通のベースと同じです。
なんでこのスケールのベースが他に売られてないのか不思議に思えるぐらい良い感じです。オクターブチューニングもほぼほぼ合ってます。
そして最も素晴らしいのが出音です。
ウッドベースとエレキベースの中間の様な、柔らかさと芳醇さがあるサウンドです。
ミュートした音にも似てますがサスティーンは伸びます。フォークロック系の歌モノに合いそうな気がします。
そしてフラットワウンド弦がすごく合います。丸っこくて中身のつまった鳴りがより引き立っています。
参考までに、買った店の話だとHOFNERのフラットワウンド弦を張ったそうです。
おそらくですが、ブリッジが木製なのがこの独特なサウンドの肝な気がしてます。
安物ながら芳醇なサウンドを奏でるダンエレクトロのギターもブリッジが木製ですし。
特に4弦の出音が深みがあって良いですね。
シンプルで音数の少ないベースラインで指弾きしたい感じです。
試奏動画で良い感じのがなかったのですが、もっと心地良い鳴りがあります。中古屋で売ってたら是非とも試奏してみていただきたい。