今月から発売された復刻品。
(`・ω・´)説明しよう!1964年にカンザス州で創業したアンプメーカー
Kustom Amplificationの創立者Bud Ross氏が立ち上げたエフェクターブランドが、ROSSである!
その後、孫のCameron Ross氏他1名によって何十年かぶりにROSSペダルを復活させたメーカーが、このROSS AUDIBLESである!
そしてROSSを代表するペダルと言えば”Compressor”!
ROSSと言えばコンプレッサー! コンプレッサーと言えばROSSである!
まぁ実際2000年代くらいまではギター用コンプの最高峰って感じでしたし、今と同様のプレミア価格で取引されてました。たしか十数年前で7,8万円くらい。
そんなROSSコンが今月ついに復刻しました。
自然に艶と太さとサスティーンが得られる名機中の名機が復活です。
発売が告知された時点で人気爆発して予約すらできませんでしたが、
数日前にネット上に即納品を発見して脊髄反射で購入。
という訳でレビューです。
実は10年ぐらい前にもROSSコンを持ってて
レビューも書いたんですが、それはUSA製ではなく初期台湾製ではないかとコメント欄で指摘されたという事がありました。まぁ台湾製も良いものなんですけどね。
なので後日買い直しました。
ええ、ガチの初期モノです。文句は出ないはずです。
で、
比較するわけですよ。出音を。
で、結果としては復刻品は良く出来てると思います。
コンプとしてのキャラクターは基本同じです。LEVEL(OUTPUT)ツマミの効きが結構違いますが、出音はかなり近いです。
が、近いですが、わずかに届いてはいません。
復刻品は、高音域強めなシングルPUだとトレブルの切っ先がやや丸くなります。
悪く言うと、少しだけモッサリするんですよね。
初期モノの方が原音の鋭さをあまり損なわず、抜けの良い艶が出てます。さすが名機です。
とは言え、3万円くらいのコンプとして、近年の評価でも出来は充分だと思います。オススメできるブツです。ちゃんとROSSコンプしてますから。