6月8日頃から発売の新製品。
大きさはだいたいBOSSペダル4個分。重量約1.6キロと小型ですがミニアンプ用とかではなく、ガチで大音量が鳴らせる通常のヘッドアンプです。値段もヘッドアンプとしては結構安めだと思います。
仕様で目立った点は、RhythmとLeadの2チャンネルにVolumeとReverbが各々についてて、そのほかトレモロのエフェクトが搭載されてます。
このトレモロの効きが力強くて、割と生々しくて素晴らしいです。ほんのり揺らすこともできます。
裏側にはエフェクトループや、専用フットスイッチ用のジャック、あとプリアンプとして使用する用のPreamp Outなんかがあります。
で、肝心の出音なんですが、ある程度音量は出さないと心地良く鳴ってくれないタイプですね。見た目こそ小さいですがガチのヘッドアンプです。
ボリュームとゲインを上げれば、古いフェンダーアンプっぽい固く歯切れの良いサウンドが鳴ってくれます。フェンダーアンプ好きにはたまらんですね。
あと、ビンテージのフェンダー系なのであんま歪まないです。
ハイゲインで鳴らしたい場合はエフェクターでゲインを稼ぐことになります。
ギターの相性は、シングルPUの方が良さげな気がします。
特にP-90で鳴らした時が自分的にはバッチリとハマってました。ロックなサウンドですね。
用途としては、ライブでフェンダー・アンプのサウンドを鳴らしたい場合、ライブハウスには大抵ジャズコとマーシャルしか無いので、こいつを持って行ってマーシャルのスタックとかに載せることで対応できるのではと思われます。まだ試してませんが。
あと軽くて小さいので、車を使わない電車移動でもギリギリ持って行けると思います。
自分はアンプで最も好きなのは、見た目や総合面ではジャズコですが、歪み方はビンテージのフェンダーがイチバン好みなので、この”BJF-S66”を試奏してフェンダーの歪みに目覚める人が増えたらいいなぁって思ってます。なのでオススメです。