先月末発売の新製品。世界限定2500台。
90年代から活躍する米西海岸出身のバンド、Green Dayの1stアルバム“Dookie”のギターサウンドを再現させたドライブペダルがこの”Dookie Drive”になります。
グリーンデイは当時1stの時点で大人気のバンドで、自分も大学に入学してバンドサークルにドラム志望で入った時にグリーンデイのこの1st曲を真っ先にコピバンしたんですが、ドラムの難易度が意外に高くて当時は挫折しました。
あと、このウッドストックの動画を当時見た時、日本にはフジロックも存在してなかったので、客がなぜ泥だらけになって、演者も泥を投げられてるのかよくわかりませんでした。
正気の沙汰では無いと思いましたね。
でも数年後、第1回フジロックでコレ以上のヤバい悪天候のフェスを体験するんですけどね・・・。
仕様は意外に複雑で、2つの歪みが1台に入っています。
ひとつは割と歪むハイゲイン、もうひとつはあまり歪まないクランチで、4つあるツマミの左下にあるBRENDで2つの歪みを混ぜて使います。
左上のOUTPUTはボリューム、TONEは普通にEQの調整です。
GAINはハイゲイン側の歪みにのみ作用します。
クランチ側のゲインとボリュームは内部トリマで調整します。
内部トリマはデフォルトだとほとんどクリーンなので、自分はゲインをフルにしました。それでもローゲイン程度ですが。
あと、4つのツマミの真ん中にあるSCOOPボタンは中音域カットです。自分的には押さないほうが好みです。
出音ですが、あの時代のあの音が充分に再現されていると思います。
ジャズコとかでもあのサウンドが出ますからね。
似せるポイントとしてはピックアップはリアハムで鳴らした方が良さげな気がします。
あとグリーンデイのチューニングは半音下げだったと記憶してます。90年代アメリカのロックバンドは半音下げチューニングが多い印象がありますね・・・。
ちなみにグリーンデイ関係なしにひとつのドライブペダルとして評価するなら、クランチ系のサウンドが作りやすいペダルだと思います。
クリーントーンだとパコっとした出音でイマイチな場合に絡ませることで心地よく馴染んだトーンにできたりもします。