先週から発売の新製品。
トレモロ界最強クラスの飛び道具ペダル、Lightfoot Labs”
GOATKEEPER”がMalekko社より復活しました。
そのサウンドは「揺れ系」と言うよりも「揺さぶり系」とか「刻み系」とか「みじん切り系」とか、そんな感じ。
パーカッシブにもなるので「
スライサー系」でもあると思います。
もちろん普通に「揺れ系」な音作りも可能です。
なお仕様はガッツリ変わっています。また1から覚え直しです。
外部接続からタップできるのは変わっていない模様。
6つのツマミのうち真ん中にあるRATEが速さ、DEPTHが深さなのは通常通りです。
それ以外のつまみは公式のPVを使って説明します。
まず上の動画の冒頭15秒ですが、2つのトレモロが交互に出音を揺らしています。
このペダルはトレモロが2つ存在し、6つのツマミのうち左下と右下の「W1」「W2」でそれぞれの波形を選択します。
尚且つ、左下のツマミW1の7時から12時までの「SEQ」の範囲を選択すると、動画の冒頭のようにトレモロが交互に出音を揺らします。
左上と右上の数字が書かれたツマミは、RATE(速度)の間に何等分に揺らすかを設定します。
動画ではW1側がR(ランダム)、W2側が4で設定されているので、
W2が4つ揺らしたらW1が7回とか6回とか2回とか6回とか5回とかランダムに揺れています。
動画15秒目から、W1ツマミが1時から5時のSEQモード以外に、W2ツマミが7時から12時内に設定されたことで、W1とW2が同時に揺れてポリリズム的になるコンポジットモードに設定されています。
左上と右上の設定により、W2がゆっくり1回揺らす間にW1が4回揺らしていて、それが重なってリズミカルになっています。
動画の42秒あたりから3秒ほどしか映りませんが、W2ツマミが1時から5時内に設定されるとモジュレーションモードになり、片方の波形でもう一方の波形をモジュレートするそうです。
まあ正直よくわからんのですが、コンポジットモードよりはなめらかでムニョった揺れ方になります。
とにかく、筐体に6つツマミがあるうちの左側の上下のツマミと、右側の上下のツマミで2つのトレモロが動いていて、
この2つのトレモロが交互に揺れたり、合わさって揺れたりしてリズミカルな揺れを形成している、
そんな飛び道具的なトレモロな訳です。
まぁでも、実際にいじってみるとそんなに難しくはないです。
思うがままにイジリましょうよ。
イジってるうちに何か凄いことやってそうなサウンドになりますので、レコーディングで派手なギミックとして利用したり、ライブで客や対バンをビビらせるのに有効な飛び道具としては、かなりオススメです。
最後に、普通に単純な揺れ系として使いたい場合は左上と右上のツマミを1に設定してください。普通っぽく揺れてくれます。