昨日は台風19号が住んでる真上を通過したんですが、なんとか無事でした。家は揺れなかったんですが、突風が叩きつける音が怖いんですよね…。
今週から発売の新製品。
ついでに言うと
緑のOCDは存在しません。ええ、たぶん存在しないんです…。
そして今回のOCDはただ青いだけではありません。
内部にゲルマニウム・ダイオードが使用された最初期の仕様が再現されたOCDとなっています。
OCDについては
以前に色やバージョンが変わるたびに何度もレビューを書いてますので、さっさと試奏です。
赤いOCDは現行品で評判の良いVer2.0になります。
で、弾き比べてみると歴然です。
青い方がとにかく抜けが良くてトレブルが心地良い。
荒く毛羽立っている点はVer2.0以前とも似ていますが、青いOCDはVer2.0の中音域の豊かさや歪みのまとまりの良さを保持した上での抜けの良さです。
正直、自分の中ではもう以前のOCDには戻れないですね。
Ver2.0の方が歪みがまろやかで粗さが無いのでジャンルや使い方によっては青いOCDよりも良い仕事する場合があるかも知れませんが、よりロック向けで弾いてて気持ち良いのは青い方ですかね。
ちなみにゲルマニウム入ってて毛羽立ったOCDなのでファズ・ディストーションとして解釈することもできますが、マフ系ではないなと思いました。
マフとは中低音の出方が違いますし、OCDの方がより歪みが前面に出てて抜けが良く、マフより歪みが雑味無いです。マフよりコッチの方が好みだって人もいると思います。
最後に仕様ですが、内部にトゥルーバイパスとバッファーが選択できるスイッチがあります。自分はバッファー有りの方がより元気で好みなサウンドでした。
そして9Vでも18Vでも使用可能で、これは18Vで使用した方がより広がりのあるサウンドで気持ち良く鳴ってくれます。できれば18Vでの使用をオススメします。
以上、これは最高のOCDだと思います。
(最初期のはまだ弾いたこと無いけど)
そして歪みペダルとしても名機と言って問題なさそうな出来です。
ただ通常のOCDよりも値段は高くなりますが、それだけの価値はあると思います。OCD好きなら間違いなくオススメです。