山田です。まだしばらく体調が戻らないのでサクッと短めです。

10月25日発売の新製品。
エレハモのビッグマフの中でも最も人気で高額なプレミアが付いていたのが、70年代半ばに生産されていた「ラムズヘッド期」と呼ばれる時期の筐体でした。
羊みたいな頭のオッサンの絵が端っこにプリントされていて、かたい粗さを持った轟音と伸びるサスティーンが特徴です。
J Mascis氏や
坂本慎太郎氏が使用していたこと等で人気が高まりました。
そんなラムズヘッド期のビッグマフが2019年になって待望の復刻です。
で、
復刻したことで何が気になるかといえば、
どれだけオリジナルのサウンドを再現できているかって点だと思うのですが、

あ、まず説明させてください。
左のマフは77年製の第3期最初期のモノで、中身はラムズヘッドと同じです。
で、
比較して試奏してみた感想ですが、
トーンの効き以外はほぼ同じサウンドだと思います。
他社製のラムズクローンでも再現性が微妙なのが多い中、よくここまで再現させたと思います。
ただ、トーンをフルにした時にオリジナルの方がもっとトレブルがキツく掛かります。
あと復刻版は気持ちローが強めです。個体差程度の違いですが。
そのほか、復刻版の方がよりゲインを高く設定できるっぽいです。良いんじゃないでしょうか。
以上、マフ好きならオススメするまでもなく買うと思いますが、一般的にもこいつを購入してマフの歪みを楽しんで欲しいものです。比較的安価ですし。