
今週購入。1979年USA製。1000台限定でシリアルナンバーは100番台。
相当レアなブツだと思います。歴史的価値さえ感じる。
1979年、ストラトキャスター25周年を記念して限定1000台が発売されたのが25th anniversary Stratocasterなのですが、
当初の特殊な塗装(真珠が入ったパールホワイトだったらしい)に初期不良があって剥離や割れが多数発生してリコール対象となり、
回収したギターと501番台以降はシルバーに塗り替えられ、
日本に入ってた分は山野楽器によりパールホワイトとワインレッドにリフィニッシュされて発売されたそうです。
でもってこの購入したストラトは、
リコール対象になったまま回収されずに生き残ったオリジナルボディの25th anniversary Stratocasterになります。
つまりは本来あってはならないオリジナルボディを45年経年させたらこのようになるという稀有な存在。
四半世紀ほど楽器屋を回ってきて、はじめて見たかも知れんです。

ボディはアッシュ材で重量は平均的な3.6キロ。ネックと指板はメイプル。
70年代後半に日本に入ってきたフェンダーギターは重量を指定しなかったために4キロ台のクソ重いギターばかり輸入されてきたという噂をどっかで見たんですが、コイツは普通の重量なので代理店経由ではなく海外から入ってきたと見てます。ちなみに70年代後半のクソ重いホワイトアッシュのフェンダーは中低音に重みがあるドンシャリの利いたサウンドで、結果的に名機ではないかと自分は思ってます。
ピックアップがイングヴェイの使用で有名なDiMarzioのDP117 HS-3に交換されていて、金属部品もいくつか交換されている模様。
このHS-3がかなり良い感じで、トーンを絞れば柔らかく、フルにすれば硬質なトーンが得られる魔法のような出音でしかも明らかにノイズレスです。歪ませる際はハイゲインの方がノリが良いです。
出音がね、ほんと良いんですよ。
購入動機としてレアだからってのもあるんですが、出音が悪かったら買ってないですからね。店のジャズコやマーシャルアンプで試奏した際はトーンフルのクリーントーンがカッキンカッキンに硬質でストラトとしては異質でした。自分の考えるストラトのサウンドからは少し離れますがコレはコレで非常に気に入ってます。